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ずっと待っていた人 ずっと知ってた人だから
人はみんな運命を信じてる 運命を待ってる
君は未来を夢見てる 私は過去を夢に見る
心に触れてもいいよ 少しの間瞳を閉じてるから
私は信じたりしない 運命なんて言葉
別れの約束された未来 君のいない未来なんて
さよならを決めたのは あなたからだったし
受け止められたのは あなたに笑っていて欲しかったから
そばにいられないのが つらいと泣くだけの恋
失う方がつらいのを かき消す痛みの切なさ
あなたは気が付いてない分 私の方が愛してた
夢を見て目が覚めると 君がいなくなる予感を感じてた
それは予感でしかないけれど いつかの未来として
私の中で出番を待ってる 解ってはいたけど
もうそんな時が来るなんて もう準備し始めてる
その瞬間に向かって 傷を残さないように
もう傷付かないように 何もなかったふりが出来るように
恋をしている瞬間が 一番幸せなのかもしれない
心の中までは誰も踏み込めない 願うのは自由
誰かを大切に思う心は 世界で一番透明な感情
その存在を心の中で 愛しく想う切なさ
恋をした瞬間 あなたに気がついた瞬間
真昼の星が光る その青空に溶け込んで
七月七日夜を待たず 夏の空に逢いに行く
蒸しかえる夏の陽炎と 遠くにかすむ蜃気楼
願いをかけると 逢えるのかもしれない
波の上に消えていくその影の中に
その蜃気楼の中に
さようならを繰り返して 生きていかなきゃ
ずっといられると信じてた ずっとそばにいられると
願い事はあの星に懸けよう 叶わないと解っていても
私の想いはあの星が知っている ずっと見ていてくれるから
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