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出会わなければ良かった 同じ心の色をしてる人と 同じ物を見ておなじ事を感じれる人なんて ここには存在していないと思ってた 気付かなければ良かった 遠くから見てるだけで良かった この想いは伝わらずに消えてゆくけど
時間の流れだけが 救いになる事を 何も考えずにいる事を 誰も責めたりしないから 君の肩に降るのは雨だけど 心まで濡らさないで
月の灯りが 部屋の中に入り込んでくる時刻 あなたも同じ月を見ていると願う 満ちていく月 欠けていく月 繰り返しながら遠ざかっていく 永遠な程遠い時間の流れ ずっとここで待っててあげるから あの月が見えなくなる瞬間まで
距離を取らないと苦しくなるから 近づきかけた心を遠ざける そばにいたかった せめて心だけでも ずっと見ていたかった あなたの事を ずっと見ていたから あなたの事は このまま続くのかと思ってた でももう夢は見ない
出来るだけの手の内を 見せる必要なんかないのに 嘘をつくのは苦手だから 心まで開いて見せてしまう どこまでが本当で どこからか嘘なのか 解りにくい表現に とまどうばかり
突然に思い出したりするから 泣き出すかと思った もう平気なつもりだった 消したつもりだった 遠い記憶の中に追いやってた 忘れてると思ってたのに 心って云うモノは自分ではどうしようもなくて 笑っている自分を 泣き出したい自分が見てる
雨がずっと降り続けるから 雲の向うの月を思う 空にかかる月虹を待つ ほんの一瞬を心に捕らえて 真っ暗な空の下 雨音だけが響く この雨は夏を連れてくる この雨が上がったら |