|
地球の色が蒼いのは 光が反射して残ったのが蒼だからだよ そう教えてくれた誰かに逢うまで 私はここに存在していられる
何十億もの星がただよう宇宙の中で 蒼い星が輝いて見えた 宇宙の蒼と海の青 誰かの手の中で回る運命 手繰り寄せる術があるなら きっと解いてみせる 逢いたいと願わずにはいられない 想いが存在する事に どうか気付いて まだこの星が蒼い星である内に
世界中で恋人達は愛を交す 彼は彼女を愛してると笑った 声に出せなかった想いだけが 心の中に降り積もって 最後の言葉さえも伝えれなかった 想いだけが宙に舞う 恋をしている時間の切なさ 愛を信じる心の儚さ どんどん遠ざかる距離感 もう心は残してないけど 壊れてしまった恋心を想って もう泣かない 振りかえったら笑ってもいいよ だから今はこのままで
ここには誰もいないって事に気付いちゃったから もう先に歩いてくのはやめる 何処までも続く道は 私の歩いていける道じゃないから ひとりって事に気付いたら もう歩けなくなった 誰もそばにいないのに気付いちゃったから 待っている自分に気付いて泣けてきた もう夢を見るには遅過ぎて 心はもう何処にもないから 誰もいない空間だから 目をつぶっても歩いていける
海岸線が消えるまで 歩いていけるギリギリのラインまで 靴ずれが痛くて 裸足になって 砂浜が終る果てを探した 「海の色は何色に見える?」 「緑色のガラス色」 透明なはずの雨が 海に触れるとガラスに変わる 歩いていくと素足に刺さる 深紅いしずくがガラスに触れる 私の血の色とあなたの血の色 どこが違うと言うの? 例え言葉が違っても 生まれた国が異国でも・・・
泣きたくなったのは そばにあなたがいたから こんなに遠くに離れてるのに おかしいね 目を閉じてると不思議な感覚 心にあなたが触れた 何故か泣きたくなった 嬉しくても 泣けるんだよね 人って 同じ時間に存在出来て良かった 同じ星に生まれて良かった
|