月を指差して 遠い宇宙を夢見よう

銀色の光が 青い地球を照らす

雨のしずくにぬれて 月下美人が花を開く

ただ一夜の夢を見るように 銀色の光を浴びて

月灯りの下ずっと歩こう 地球の鼓動に耳を澄ます

あんなに遠い月でさえ こんなに優しい光をそそぐ

銀の月と金の太陽 夢見る私と立ち止まった君 

同じ月を見上げていて なぜ想いも重ならないの

  

どこまでも走っていこう 息が切れるまで

疲れて眠ってしまうまで 心が眠るまで

一人の孤独を抱き締める 

心が抱える孤独の重さに 押しつぶされそうになる夜

何かが変わった訳でもない 何も失ってもいないのに

君の存在が消えただけで 心が悲鳴をあげた

 

澄みきった星空の下 存在していてくれるあなたのために

白い月に祈りを捧げる そっと膝まづいた私の肩を

優しい月灯りが そっと照らしてくれる

誰もいない星空の下 爪先を水面につける

冷たい感触 透明な水に揺れる月影

こんな静かな時間を あなたにも伝えたい    

   

 存在しているのが不思議なくらい 出会えた君を思う

 何億の分の1の確率で ここに存在してる事を

 呼吸するその一つ一つに 奇跡を感じる

 星が生まれて消えていく様を ずっとここから見ていたい

 誰も存在していない宇宙だとずっと思ってた

 同じ夢を見てる人に出逢わなければ 永遠の孤独

 君の見つめる視線の先に 広がるのは未来

 私の探してるものを つかまえて その手で

 同じ空間 同じ時間 目を閉じればきっと逢える 

 

突然の雨が降りだしたから 急いで駆け出した二人

この雨がやまないように この雨が永遠に降り続ければいい

雨に濡れないように二人 並んでやむのを待ってた

このまま時が止まればいい 時間と一緒に二人を閉じ込め

 

BACK