生まれて初めてかもしれない こんなに安定している気持ち

いつも誰かを探していた いつも独りだと思ってた

逢えないままで 別れちゃうけれど

存在してくれてたのが嬉しかった

だから大丈夫 笑ってさよならをあげる

勇気をくれたあなたのために あなたの未来のために

 

好きと言う想いよりも深い恋心

どこかで逢えるとずっと信じてた

運命論者なんて 信じないけど

出会うのが当たり前だと思ってた

 

諦めるのと忘れるのと どちらも同じ意味だけど

私は一人だけれど 心の中までは一人じゃないから

気がつかないままでいたら 笑えなくなってた

逢えないままで 声さえ届かぬ距離を抱いて  

   

本当に一人ぼっちになっちゃった 誰の手もいらないし

もう夢も見ないから 笑ってさよならしてあげる

もう声は届かないし 言葉も浮かばない

最初から出逢わなかったと すべてを消し去って

何もなかったんだから 忘れるなんて簡単

でもここはこんなに広かったの?


逢いたい気持ちがないって言ったら 嘘になるけど

夢のままで 終わらせるのも 私らしいから

あなたは私の心が夢見てた 寂しい心が創り出した夢

この広いゲンジツ空間 人は多くの嘘を紡いでる

私もその虚無空間に混じって 夢を紡ぐ 心を紡ぐ

 

走って逃げようよ そっと手を伸ばすから

ずっと離さないで この温もりを

誰もいない世界まで 息が続くまで走って

立ち止まったら そこで終わりになりそうで

息が苦しくてもいい どこまでも連れて行って

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