| さやまの会 №76 18/1/18 |
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| 狭山再審実現を~再審を求める市民集会~ |
| 10月31日、東京・日比谷野外音楽堂において、狭山事件の再審を求める市民集会が開催され、全国の狭山を闘う仲間約2500人が結集しました。 |
| 組坂部落解放同盟委員長の開会挨拶の後、来賓の挨拶に引き続き、石川一雄さん、早智子さんからのアピールが行われた。 |
| 石川一雄さんは「昨年、今年中の再審開始を約束したが、叶わなかった。来年は間違いなく再審が開始されるよう頑張る。今日は寺尾差別判決から43年が経つ。勝利まで今後も一層の支援をお願いする」と訴え、 |
| 「来年と心に秘めて再奮起 皆の支援で司法を動かす」 |
| と胸中を短歌で披露されました。 |
| 早智子さんは「狭山の闘いは54年になる。今も狭山の闘いに結集される仲間の皆さんに感謝している。いま、勝負の時、圧倒的大衆闘争で世論を動かす闘いを起こしてもらいたい」と感謝を伝えると共に、更なる支援を訴えられた。 |
| 中山主任弁護人の代理として青木弁護人からは「3回目の家宅捜査には一般警察官は参加しておらず、一部の捜査員にデッチ上げられた。再審開始まで弁護団は共に頑張る」と述べ中山主任弁護人のメッセージを代読した。 |
| 片岡狭山闘争本部長は「2006年に第3次再審を請求し11年経っている。門野裁判長が証拠開示を求めてから191点の新証拠を提出している。 |
今後の闘いとして①裁判長に事実調べを行わせる。②検察の反証に対
して反論を行う」と提起し、闘いの継続強化を訴えられた。 |
| この後、菅家さん(足利事件)、桜井さん(布川事件)、袴田さん(袴田事件)から連帯アピールがされた。 |
| 最後に市民の会事務局長の鎌田さんから集会アピールが提起され集会を終えました。 |
| この後、銀座をデモ行進し、都民に狭山事件の支援を訴えました。 |
| この集会には徳島より12人が参加しました。 |
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| 東京高検・高裁に要請 |
| 市民集会に先立ち、午前中に東京高裁、東京高検に要請行動を行った。徳島からは自治労国保労組と連合が代表し10団体の署名を担当官に手渡しました。 |
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| 県内でも再審を求める ~狭山の現状を学ぷ~ |
| 10月31日に約140人の参加のもと狭山県内集会が開催されました。 |
| 集会では、本会の木村代表が「狭山事件を取り巻く情勢と課題」と題した講演を行いました。 |
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| 狭山の現状について講演する木村代表 |
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| 講演では、第30回~第34回三者協議の説明を中心に行い、証拠開示をめぐる攻防では190点の証拠開示が行われたが、いまだに不十分である。弁護団が提出した新証拠も現在191点におよんでいる。 |
| 昨年7月3日に検察から下山鑑定に対する反証の意見書が提出された。この反証意見書は明らかに誤っており、弁護団はこの反証意見書について徹底的に反論する準備を行っている。 |
| 新証拠では、第29回の三者協議において、万年筆が被害者のものではないことを科学的に明らかにした下山鑑定が確定判決を根底から覆す重要な新証拠であることから、下山鑑定を中心に事実調べ、再審開始へとつなげていかなければならない。 |
| 今後の課題として、これまで同様に3点を挙げ①徹底した証拠開示、②鑑定人尋問等の事実調べ、③再審開始へ向けての大きな世論形成が必要であると参加者に訴えました。 |
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| 狭山分科会へ結集を |
| 2月8日~9日にかけて、部落解放・人権徳島地方研究集会が開催され、9日は県職会館第1・2会議室(徳島市万代町)で午前10時から狭山・共同闘争の分科会が行われます。参加できる方は結集をよろしくお願いします |
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| 担当裁判官が変更 |
| 昨年12月22日に東京高裁の植村裁判長が異動となり、後任に後藤眞理子裁判長が就任となりました。 |
| 第3次再審闘争の長期化も想定されますが継続した取り組みをから再審無罪まで闘い抜きましょう。 |
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| 定期総会のお知らせ |
| 第22回定期総会を開催いたします。多数の会員のご出席をよろしくお願いします。 |
日時 2018年2月9日(金)
18時30分~
*総会終了後、石川さんを講師に学習会を開催します。
場所 徳島県徳島市幸町3-98 自治労プラザ4階 |
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