その他、シールドガスの漏れについて
- ガス漏れは非常に多くの原因が考えられます。例をあげると次の通りです。
- 調整器の故障。調整器の内部に破損がある。
- 各所ネジの締め付けが甘い、(ネジ山が痛んでいる。)
- ガスホースが、破損している。(経年劣化している。)
- 溶接機本体で、スイッチが、ガスチェック(点検)になっている。→たまに見かけます。
- トーチに破損箇所がある。
- ガスバルブにゴミが等が付着し、常時開いている。ガスバルブが壊れている。
- 追加のチェックポイントとしては・・・・
- ボンベが空になっていませんか? → たまに見かけます。CO2調整器の場合、気化用ヒーターの100Vコンセントが外れていませんか?
- 漏れの原因を探すヒントとしては・・・・
- 1.ボンベのスピンドルバルブを閉じた時、調整器の一次圧計(ガスの残量を示すもの)が、0に落ちる様であれば、ボンベより下流で漏れています。
- 2.流量計付きの調整器の場合、ボンベのスピンドルバルブを閉め、トーチのSWを押していない状態で、流量計のフロート(玉)が少しでも浮いていれば調整器よりも下流で、ガス漏れを起こしています。(ガスバルブが正常であれば、ガスバルブまでの間です。)