その5 2002/5/12 トレードは難しい
サイトを開設して半年が経とうとしている今日この頃、何故そんなトレードのオファーが出来るのか
とびっくりする内容のメールを度々貰う。
中でも、私の所有カードの半額くらいのカードで交換してくれませんかというのには、正直びびった。
まさかベケットの存在を知らないのか?それとも承知の上で厚かましく要求してるのか?どちらでもいいが
メールを貰ったほうはたまったもんじゃない。
返事を出すにも、あまりに常識なことを書かなければいけないというのは苦痛である。
トレードは必ずしもお互いのカードの値段が一致するとは限らないし、また値段が一致さえすれば良いというものでも
ないだろう。値段が同じだとしてもそのカードに対する思い入れは各個人違うだろうし、そもそも価値観が違うからこそ
トレードという仕組みが成り立っていると私は思う。
だからトレードは難しいし、交渉が成立したときはうれしいものである。
それと初めてのメールのやりとりなのに挨拶もなしにいきなりトレード話かよっていうのが多すぎる。
挨拶くらい2,3行もあれば書けるんだからトレードしようって思ってるんならサボっちゃだめでしょう。
こちらだって生身の人間だから前置きもなしにトレードしてくださいって言われるより、選手は誰を集めてますとか、
HP見ましたとか、そういうのがあって交流が生まれるというか相手を知る訳でしょう。
挨拶なんてトレードの内容には関係ないけど、初めての人はそういった理由でほんと書いて欲しいです。
最後に、オファーの内容が合意できないと当然交渉不成立になるわけだけど、そうするとじゃあこのカードなら
どうですかってこちらが欲しがりそうな別のカードを提示してくる人がいる。
私はこういったなるべく自分に有利なトレードを成立させようとする人とは、交渉したくないのです。
誰だって自分の手持ちでより欲しいカードを手にしたいと思うだろうし、多くの人が欲しがるカードは条件をつけたり、
また逆にあまり出て行きそうにないカードは少々安くても放出するでしょう。
だけどそれが露骨に見えて、どこで相手が合意するか探っている感じを受けると、もういいですって思うね。
トレードには駆け引きが必要で、その駆け引きを楽しむというタイプのコレクターがいるかもしれない。
そういった楽しみ方もあるかもしれないが、自分はそうではないので勘弁です。
こんなこと書いて、城Jは難しいなあと印象を持った人も多いかもしれないし、ぐっとトレードのオファーも減るかも
しれないけど、しょうがないね。
なんといってもトレカは趣味、自分が楽しめないとね。
おしまい。