その4 2002/2/22   昨今トレカ雑感

 トレカを集めている人達は、何かしらの目標や夢を持っているでしょうね。自分の場合、目標はIversonカードの
OF1以外のコンプリートですが、あくまで目標なので現実的には1枚でも多く所持枚数を増やしたいということ
になります。

 夢はMJ Auto Jerseyを自引きすることなのですが、Autoを自引きしたので、半分くらい夢がかなった気持ちです。
 欲を言えばきりが無いので、今シーズンはこれで大満足です。

 他の物を収集する趣味と違いトレカは、何が出るか判らないというおもしろさがありますよね。
 ボックスやパックを買うことは宝くじを買うのに通じる所があると思います。
 なので当たり外れはあって当然ですが、やはり自分が買うものは元が取れて欲しいと思ってしまいます。
 しかしあまり期待が大きいと、外したときのギャップにがっかりしてしまうので、Boxの開封などはあまり期待
しないようにしています。

 これはトレードにもいえますが、こちらが欲しいカードを相手が持っていて、自分が提供できるカードが無いとき、
当然トレードは成立しないわけですが、執着しないよう心がけています。結果を悔やんだり欲しいカードに執着
しすぎると精神衛生上良くないからです。

 以前上記のような内容で、「俺は一体何のためにこんなことをしてるのだろう」と思ったことが有ります。
 自分にとってトレカ収集は趣味=娯楽なので楽しいし面白いからしているはずなのに、逆にトレカに振り回され
嫌な気持ちですごしていたのです。

 決して安くない金を使って、嫌な気持ちになるならやらないほうがましですよね。
 そう思ってなるべくプラス志向で考えようと今は思っています。
 欲しいカードをたくさん手に入れ、気持ちに余裕ができたので言えることかもしれませんが、自分が無理をせず
出来る範囲で楽しんでいきたいです。(結構流されやすいですが・・・)

 最近のブランドは同じようなものが多くなった気がします。
 実使用系とショートプリントRCの内容で勝負するブランドが多いので当然ですが、個性が無く残念です。
 そのせいかカードメーカがカードデザインや加工技術に力を注がなくなっている気がします。
 自分的には実使用系カードはそれほどインサートしなくていいから、ブランド毎に異なる魅力を出して欲しいです。
 自分がトレカに魅了されたのは、97-98 Flair Showcaseのデザインの美しさによるところが多いです。
 それまで国内のカードしか知らなかったので、初めて見たときは高級感溢れる作りに驚きました。

 今でもセットの構成やデザインは自分の中で1番のものです。
 他にもEX−2001やSPx Finiteなども大好きなブランドです。

 実使用系が無くても、これくらいデザインが良ければ売れると思うのですが、市場調査は異なる結果が
出てるのでしょうか。それとも手間がかかるデザインに力を入れるより、実使用系の方が手っ取り早いと判断
してるのか、最近は最高級版として発売される高額ブランドでも、レギュラーカードはそれほどの価値を感じない
印象です。(単なるオマケ扱いのような感じ)

 いずれまた新しい波が来て、現在の実使用系ブームが懐かしく感じられるときが来るかもしれません。
 願わくば我々コレクターが、あっと驚くようなアイデアとテクノロジーを披露して欲しいと思います。