福井洞玄
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香道閑院流

 
大阪天満宮 余香祭(2023.02.25)
  900年、「重陽の宴」の際、菅原道真が詠まれた詩に醍醐天皇が感銘し、御衣を贈られました。
 その一年後、九州の大宰府へ左遷された道真公が御衣の残り香を聞きながら追想したことに由来する神事です。
 都への思いを馳せ「去年の今夜 清涼に侍す 秋思の 詩篇 独り腸を断つ 恩賜の御衣 今 茲に在り 捧持して 毎日
 余香を拝す」と詠まれ、この「余香を拝す」に因んで余香祭と謂われています。
 毎年、大阪天満宮では道真公の命日に斎行され、当家では昭和2年より献香の儀を御奉仕しております。
                                            

今年は 洞玄 家元嗣の点前によって執り行われました。