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※ 本殿内 撮影制限により画像僅少
大阪天満宮 秋思祭(2019.09.13)
  例年 十五夜に行われる秋思祭に於いて献花(未生流家元)と供に献香の儀を斎行しました。
 本年は生憎のお天気で、本殿前斎庭での神事を縮小しての本殿内斎行となりました。
 この秋思祭は静寂浄闇に執り行われるお祭です。延喜元年(901)菅原道公は太宰府左遷
 の命を受け、遠く都を離れ筑紫路へと旅立たれました。その配所より遙か都の空に思いをはせ、
 恩賜の御衣を捧げて かの九月十日の詩篇をお作りになりました。
 この詩にあらわれた誠忠の臣菅公の悲愴なる心事を追憶せんとする神事です。
 閑院流では四代に渡り毎年ご奉仕をさせて頂いております。
 神事に於いて鈴虫献上に続き当家 献香ならびに未生流家元による献華、そして詩吟、
 御神楽の儀「人長舞」などが奉納されます。                                           
大阪天満宮が鎮座するここ大阪市北区の天満橋は当家 歴代宗匠の生誕地
として縁が深く,毎年2月には余香祭のご奉仕も斎行しております。

   



未生流 肥原宗匠による立花と並んで献香
閑院流宗匠による灰・香点前
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香炉が神前へ進み奉納されます
本殿蔭燈の御神火が庭燎へ燈され 斎庭を照らします
日が傾きはじめ 正面の楼門が閉じられました
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香道閑院流
 

大阪天満宮 本殿前斎庭
本殿内斎行のため静寂に包まれた浄闇なる境内