主要登場人物紹介

ここで書かれている設定はすべて第43話『成長、そして、後輩』完結(作中カレンダー伶奈が中学二年の四月)時点の設定です

名前:西部伶奈 よみ:にしべれな 年齢:十四歳 誕生日:4月3日 
住居:峠のアパート402号 身長:142センチ→149センチ 体重:33キロ→39キロ
 和明の兄の孫。美月から言うと、はとこ。
 このシリーズの主役的立場。
 父親にレイプされるというトラウマ持ちではあるが、普段はあまりそれを気にかけさせない。たぶん、強い子。ただ、制服以外でスカートを履かないのは、そう言うことなのかも知れない。
 勉強は得意。自発的にやる方。宿題とかほったらかしにしてると「お尻の辺りがむずむずする」
 趣味は手芸全般だが、超下手なので見せたがらない一年の練習の成果、上手になった。最近はアルトの服を自作している。運動は苦手だが、身体を動かすこと自体は嫌いではない。
 元々は快活な子供だった。最近は割と元の調子を取り戻している……かな? キレる時はキレる。ジェリドとは互いに天敵と思い合っている。若干、人見知り。
 母曰く「人見知りだが慣れると遠慮がなくなる」、アルト曰く「喋ってるうちにテンションが上がってキレたり、泣いたりするタイプ」。
 良夜に続き、界隈で二人目のアルトを見える人。アルトの妹分だと言われてるが、容赦がないのでアルトも良く負けてる。
 アルトで土曜日に日給五千円で働いてる。拘束時間は10時間を超えているので、時給換算すると500円を切っちゃうが、まあ、子供のお手伝いだし……ということで、この金額になった。母親由美子と美月、和明三名との協議。
 男性には警戒心がある。
 父親との関係は半年ほど。
 オーバーオールなど、ボーイッシュな格好を好む。
 特に発育が悪いので「小学生の男子」に見られることも……
 さすがに二年になってそういう事はなくなった……が、一年に見られることも……
 尊敬する人「吉田貴美さん」
 ↑これを言う度に喫茶アルトのスタッフが変な顔をするのが最近の疑問。
 座右の銘:「夜明け前が一番暗い」
 サイン:07(→07で「れ・な」と読ませる)

名前:アルト よみ:アルト 誕生日:不明 年齢:不明 
住居:喫茶アルトの何処か 身長:17センチ 体重:不明
 喫茶アルトに住む妖精。身長は「リカちゃん人形よりも1センチ小さい」
 前回に引き続きメインキャスト……若干、影が薄くなってるかも知れない。
 基本的に人からは見えないが、時々見える人が居る。今のところは、伶奈と良夜。過去には店長の和明やその妻真雪も見えた。
 好物はコーヒー及び甘い物。
 女性には手を上げない主義の良夜に対しては強気一辺倒ではあったが、伶奈はやり返してくるので時々負けてる。
 伶奈がアルトでバイトをする時には、必ず頭の上に乗って、あれやこれやと指示したり、助言をしたりしている。どうやら、乗り物酔いは少々マシになったようだ。
 変わらないし、成長もしない。安定のクソ妖精。
 座右の銘:「人生に美味しいコーヒー」

名前:時任灯 よみ:ときとうあかり 年齢:十九歳 誕生日:5月4日
住居:とある新興住宅地 身長:180センチ 体重:76キロ
 筋肉質で背も高く、顔つきも整っている精悍な青年。ぱっと見は悪くないと言うのが一般的な評価。
 喫茶アルトフロアスタッフ時任凪歩の弟。リトルリーグから野球をしていたが、高校卒業後に引退したのは、自分にプロにいけるほどの才能がないことを自覚したから。野球で大学に行って最終的には実業団で、と言うのもちらっと考えたが、昨今の実業団も先行き、あまりよろしくないし、ちょっとした公立の大学なら普通にいけそうだから、普通のサラリーマンで平々凡々な生活を目指すことに決めたらしい。
 翼から風邪を移され、受験に失敗したことに対してはこだわりやわだかまりは持っていない。ただ、間が悪いのかなんなのか、どーも、波長が合わないことが多いとは思っている。
 下戸。甘酒で顔を真っ赤にして、ウィスキーボンボンを食べて倒れる。この体質母親譲りで、時任家の兄弟全員、こんなの。
 趣味は素振り。疲れ果てるまでやって、冷たいシャワーを浴びて、昼寝するというのが高校時代までの趣味だった。凪歩曰く「馬鹿だと思う」
 入学後は二研に入って夏休み中にアルバイトをして中古のCB400を購入する予定、
 はずだけど、まだ、買ってない……どうしてだ?

 SR−400を買っちゃいました。
 伶奈の家庭教師は暫く続ける予定。伶奈からは「灯センセ」と呼ばれる。そこそこ、慕われている……のだろうか? 中学に入ってからは「厳しくなった」らしい。
 なお、『ディナーもね』開始時からレギュラー入り前提で登場していた……割に影が薄い。たぶん、キャラが良夜とかぶってるところがあるからだろうと思われる。
 服はユニクロ。
 座右の銘「努力は裏切らない」

名前:時任凪歩 よみ:ときとうなぎほ 年齢:二十一歳 誕生日:2月20日
住居:とある新興住宅地 身長:173センチ 体重:59キロ
 灯の姉で、喫茶アルトフロアーチーフ……とは言っても、今のところ一人なのでチーフも糞もないが、一応。土曜日だけは伶奈がいるので伶奈の直属の上司と言うことになる。
 背が高く、さらに高いくせに高い位置でポニーテールを作っているので「人混みに混じると恐ろしく目立つ(by灯)」女性。
 上二人は秀才、下もそこそこ賢い上にスポーツが得意と言う兄弟の中、『みそっかす』な長女。それをコンプレックスにしては居るが、ひがむほど馬鹿ではない女性。総論的には可もなく不可もない普通の女性と言ったところだが、曲がりなりにも喫茶アルトの殺人的なランチタイムのフロアをほぼ一人で切り回しているので、仕事はそこそこ出来る模様。
 趣味は音楽とか映画とか買い物も好きだったり、買い食いも好きだったりと、割と女性らしい趣味。家事の一切はあまり得意ではないが、皿洗いは上手になった。でも、相変わらず、家では縦の物も横にしない体たらく。
 笊を超えた枠。父親がこんな感じ。最近はコスパを考えて家飲みが主流。好きなお酒はブランデーやスコッチなど、癖の強い蒸留酒。
 最近、他人を飲ませて潰すという悪趣味な飲み方に目覚めた。主に俊一が犠牲になってる。
 伶奈に対しては妹(姉妹)が欲しかったので、何くれなとなく、可愛がっているし、伶奈も良く懐いている。伶奈の事情はよく知らないが、事情があることくらいは察してる。
 酒は底なし。笊を超えた枠。毎週日曜日が休肝日。
 アルトで働くようになってからパンツ系の服が好きになった。「ズボンって楽!」
 座右の銘:考えたことない。

名前:寺谷翼 よみ:てらたにつばさ 年齢:二十二歳 誕生日:10月20日
住居:とあるおんぼろアパートの二階 身長:165センチ 体重:51キロ
 喫茶アルトキッチンスタッフ。美月の弟子。若いのに一つの店のキッチンを切り盛りしている美月に対しては、一定の尊敬を与えている。ただし、説明がもの凄く抽象的で要領を得ないので、必要に応じて和明に尋ねなければならいのが玉に瑕。
 趣味は図書館巡り。趣味が読書である浅間小夜子と似ているが、翼の場合はビデオなんかも借りたりするのでちょっと違う。てか、ぶっちゃけ、図書館ならただで時間がつぶせるからって言う安易な理由で行ってるだけ。貧乏性。仕事をし始めてからは映画くらいは見に行くようになった。
 凪歩とは同僚であると同時に飲み仲間。月に一度くらいは一緒に飲みに行く……と言う話はまだ作中で取り上げてませんね(汗)そのうち、書きます。
 伶奈とは初対面のイメージはあまり良くなかったが、気にはかけている。基本的に反りが合わないかなぁ〜と思っている。
 ちょっとずつ、仲良くなって言ってくれることを作者としては望んでいる。
 今のところ、伶奈には「怖い」と思われている。
 ↑最近は慣れられてきたらしく、料理を良く教えている。
 灯に対しては、風邪を移したことから少々思うところもあるらしい。
 私服は少々セクシー系の服を着ているが、自分で選んだ服は少ない。高校時代からの友人のチョイス。
 むだ毛は全部剃ってる。
 普段は無口で無表情(本人曰く「口下手で表情筋がサボりがちなだけ」)だが、酔うと朗らかになって一人称が「翼ちゃん」になる。だいたい、翼ちゃんが舞い降りると飲み会終了の合図。
 座右の銘:「人は一人じゃない」

名前:真鍋俊一 よみ:まなべしゅんいち 年齢:十九歳 誕生日:6月12日
住居:郊外の一軒家 身長:176センチ 体重:70キロ
 やっぱりスポーツマン体型。彫りの深い日本人離れしたいい男だが、先祖代々日本人。
 灯とはリトルリーグの頃からの友達。同時に凪歩とも『幼なじみ』だが、「夢も希望もない系統の幼なじみ」らしい。詳しくは作中にて語る、予定。
 野球の才能はいまいちだが、面倒見の良い性格と冷静な判断力を買われて高校三年時には野球部のキャプテンに抜擢される。
 愛称はシュン。灯には「シュン」、凪歩には「シュン君」と呼ばれている。
 で、オタク。
 高校三年くらいからはまったにわかではあるが、大学に入ったらアニ研とか入って、アニメ三昧! を目指していたが、なぜか二研に入ってる。
 趣味、アニメ。古いのから新しいのまで手当たり次第に見てる。レンタルが多い。グッズや円盤はあまり買わない方。金もないし。好きな系統はロボット物。スパロボとか好き。ハーレム物、恋愛物は「かゆくなる」とのこと。
 冷静な判断力を持っているので、高校二年の時点で「俺にはプロにも行く実力もないし、実業団に行っても体を壊して早めに引退するだけ」とあきらめも付けていたらしい。
『諦めた後にしか見えない風景もある』が座右の銘。
 灯が大学受験を目指したのも「お前は頭が良いから、大学に行って、サラリーマンを目指した方が良い」というアドバイスをこいつから貰ったから。当然、風邪をひいてセンター入試で大爆死、って所までは読めてなかったので、「若干、予定が狂った」と言っている。
 入学後は二研とアニ研を掛け持ち。夏休みのバイトで中古の250を買う予定。まだ、何にするかは決めてない(作者が)
 中古のイントルーダーに乗ってます。
 伶奈には「シュン君」と呼ばそうとしているが、なかなか呼んでくれないので寂しい思いをしている。あと、良く忘れられる。印象に残らないキャラらしい。
 服はユニクロ系
 「女子中学生大好き!」っていつも言ってる……一応、「冗談」らしい。
 座右の銘:『諦めた後にしか見えない風景もある』

名前:勝岡悠介 よみ:まさおかゆうすけ 年齢:十九歳 誕生日:11月10日
住居:峠のアパート401号室 身長:174センチ 体重:58キロ
 中性的なイケメン。ジャニに居そうとか言われるタイプ。
 浅間小夜子の教え子。舌が脊髄に直結しているしていると呼ばれる男。通称「ジェリド・マサ」、あだ名の由来はZガンダムの「ジェリド・メサ」、「アカリ」を女の名前だと思ったことを口に出してしまったのが原因。喫茶アルト周辺では
「顔は良いのに徹底的に馬鹿、残念イケメン筆頭」
 と呼ばれている。
 なお、作中で言われるかどうかは不明だが、「姉と弟(2)」において凪歩を見て「昨日のウェイトレスのが美人じゃん」と言った馬鹿はこいつ。本人も忘れてるし、凪歩もしょっちゅう言われる台詞なので言った奴の顔までいちいち覚えてないのが幸い。
 趣味はバイク。すでに高校時代から金を貯めてて、免許は大学入学の時点で所有してるが、バイクはまだ。今のところは毎月『月刊オートバイ』を購入してにやにやするだけ。夏休みにバイトをして400のバイクを何か買う。まだ、決めてない(作者が)
 CBR−400Rを買っちゃいました。
 なお「残念イケメン」は灯と俊一も言われている。
 18歳のころから喫煙者。高校を卒業した日からタバコを吸っている。祖父の遺品であるキセルを所有。
 伶奈には「ジェリド」と呼び捨てにされる。だいぶん、嫌われている(?)
 服には金をかけないが良く選んで買っている。
 座右の銘:思いつかない。

名前:天城夏瑞 よみ:あまぎなつみ 年齢:二十歳 誕生日:8月31日 
住居:峠のアパート403号室 身長:153センチ 体重:45キロ
 二四研所属の二年生三年に進級。
 伶奈の家のお隣さん。角から悠介→伶奈→階段→夏瑞→知らない人って布陣。
 人名百科を眺めてた父が、『夏瑞』を『夏端』と空目し「夏の端っこに生まれた娘だから、この字にしよう!」と言い出したのがきっかけ。
(もちろん、役場に提出する前には気づいたが、「まあ、良いや……」で終わり)
 さすがに大人になったときにはかちんときた。
 バイクはXLR250R(オフロードマシン)を駆るロリ巨乳。貴美よりも大きいと一部で評判。
 髪は日に焼けて赤茶けてて、それを千五百円の安い散髪屋でざっくりと切り飛ばしたようなショートヘアー。一重だが大きめの目はぱっちりしてて、鼻筋も通ってて可愛い童顔だが、化粧っ気がないのとそばかすがあるのが玉に瑕。
 いつもつなぎかオーバーオール姿で、あまり女っ気がない感じだが、胸は人一倍大きくてEかFくらいはあるらしい。そのギャップが良いとの評判だが、恋愛よりもバイク弄りが楽しいようだ。
 伶奈とは良いお隣さんって感じだが、まだまだ、あまり絡んでいないので、これから絡ませてあげたいところ。
 座右の銘:「バストサイズと頭の良さは反比例しない」  

四方会

穂香が命名した、英明学園中等部一年二組に在籍し名前に東西南北が入っている面々。

名前:東雲穂香 よみ:しののめほのか 年齢:十三歳 誕生日:8月9日 
住居:英明学園から歩いて三分一戸建て 身長:150センチ→153cm体重:43キロ→47キロ
 伶奈の友達の一人で、四方会を言い出した少女。若干中二病。四方会のリーダー的存在。
「中一が中二病で何が悪い!?」が座右の銘。今後、「中二が中二病で何が悪い?」に成長し、中三になった時点で「卒業しろよ」と言われるようになる。
 家は学校から歩いて三分、走って一分の所にある。忘れ物大王だが、その忘れ物をダッシュで取りに帰ることが出来るので、全く懲りない。物怖じしない性格で、社交的。グレムリンの一人の孫。
「物怖じしないところはあこがれてる……けど、物怖じしなさすぎるところは一緒に居て恥ずかしい」が伶奈の評価。
 ズボンを好んで着るがコーディネートを上手にしているのか、女の子らしい格好にとりまとめてる。
 ちょっと変更。キュロットスカートメイン。胡坐をかくのでスカートを履くと中が見えるので、キュロットスカートやズボンが多め。
 Playboyのバニーヘッドロゴが入った財布を所有。
 座右の銘:「中二が中二で何が悪い!?」(中二の夏以降)「心はいつも中二の夏」
 サイン:頭を垂れる稲穂(穂香の「穂」の字から)

名前:北原美紅 よみ:きたはらみく 年齢:十三歳 誕生日:7月16日 
住居:郊外一戸建て 身長:153センチ→159センチ体重:45キロ→52キロ
 四方会の一員。ソフトボール部。通学には電車を使っている。伶奈とは逆方向。
 は虫類が嫌いなのに、「北」原なおかげで「玄武(亀、尻尾が蛇)」扱いにされそうになったかわいそうな子。
 四方会のメンバーほぼ唯一の突っ込み担当。油断すると中二的なことを言い出す穂香およびそれを素直に受け取る伶奈、何を考えてるかよく解らない上に基本的に多数決に流れる蓮達に対する突っ込み役。メンバー一の常識人で苦労人。
 だったはずなのに、なんか、脳筋娘になってきた……どうしてこうなった?
 煽り耐性0、豆腐メンタル。
「スポーツが上手であこがれる……後、突っ込みが賑やか」が伶奈の評価。
 キュロットスカートが好きで、少しボーイッシュだけど可愛い女の子といった感じのコーディネート
 ちょっと変更。段々、ボーイッシュな恰好が増えてきた……と言うか、ほとんど、男の子みたいな恰好を好む。
 鍛えられたせいで筋肉質。
 座右の銘:「不撓不屈ふとうふくつ(どんな困難にあってもくじけずにがんばるって位の意味)」
 サイン:39(39で「み・く」と読ませる)

名前:南風野蓮 よみ:はいのれん 年齢:十三歳 誕生日:6月11日 
住居:田舎の農家 身長:144センチ→147cm 体重:36キロ→41キロ
 ちょっと小柄な感じ。ふんわりと広がった髪は少し色が薄くて、茶髪までは行かないが、ぱっと見、脱色しているように見える程度には赤い。地毛で、先祖代々こんな感じらしい。
 パッと見、結構な美少女だが、いつもぼんやりしていて何を考えてるのかよくわからないというか、あまり考えてないというか……
 普段はゆったりとした独自のペースで活動しているが、茶々を入れたり、くだらない冗談を言うときだけ、打てば響くような反応を見せる。
 流されやすいが、自分の中にルールを持ってて、そこから外れるようなことをすると怒る。そして、怒ると四方会で一番の怖い。
「雲みたいな人……雲は時々、雹を降らせるし、雷も落とす」が伶奈の評価。
 スカートふりふり、女の子らしい服……は、親の趣味。おとなしくそれを着ている。
 そして、メガネっ娘……忘れてることも多い
 普段はコンタクト。お風呂上がりから寝るまでだけメガネ。
 座右の銘:「スポーツは身体に悪い」
 サイン:大きめの丸の中に小さな丸を五つ、輪切りの蓮根のイメージ(名前が「蓮」だから)

伶奈の同級生

伶奈が比較的仲良く付き合ってる友人達

名前:江川崎愛生衣 よみ:えかわざきあおい 年齢:十三歳 誕生日:12月4日 
住居:戸建て 身長:148cm 体重:39キロ
 長めに伸ばした癖っ毛を肩口辺りでリボンで留めてる髪形。丸顔。意外とスタイルが良い。
 活動的で頭もそこそこ、ただし徹底的に料理下手。不器用というわけではないのだが、どうも子供の頃からその手のことをしたことがないらしい。
 元々、仲は良かったのだが伶奈達四方会とは野外学習で同じ班になったことがきっかけでより親しくなる。
 サイン:ハート(愛生衣の「愛」から)

名前:恵瑛里沙 よみ:めぐみえりさ 年齢:十三歳 誕生日:6月18日 
住居:戸建て 身長:147cm 体重:40キロ
 愛生衣がつるんでる友人その一。
 地毛ではあるが茶色気味の髪、方より少し上で切ったボブ、ふんわりととした内ハネ。ふっくらとした丸顔、女の子っぽい女の子。
 サイン:○にメ(恵→め組の連装)

名前:十川八重子 よみ:そがわやえこ 年齢:十三歳 誕生日:3月19日 
住居:タワーマンション 身長:155cm 体重:44キロ
 愛生衣がつるんでる友人その二。
 黒髪で腰まで伸ばした髪を三つ編みに編み込んでいる。量が多いのか太め。割と剛毛らしい。丸顔で垂れ目。
 サイン:八重の桜(八重子の「八重」から)

手芸部ドール組

手芸部の中でドールを作ってる三人組。一部、高等部の生徒もいる(文化部は基本、中等部高等部合同)
名前:乾野和夏子 よみ:かんのわかこ 年齢:十六歳 誕生日:5月11日 
住居:郊外の戸建て 身長:161センチ 体重:49キロ
 ウェット派ドール者。黒髪ストレート、短め、肩の所で二つくくりのお下げ。髪形は子供っぽいが切れ長の瞳はすでに立派な大人の女性といった感じ……ではあるが、ドールが自分に語りかけてくると思ってるちょっと痛々しい人。人形は何体か持っているがどれも大事にしている。
 希花の幼なじみ。
 人形一体一体に名前を付けてる。(リカちゃん人形には「シャルロット」って名前を付ける。「香山リカって名前じゃん」というと怒る)
 高校一年生
 座右の銘:「気は心」
 サイン:フリルの付いたメロンパン……のように見えるが、ひまわりのつもり(和夏子の「夏」の象徴だから)

名前:三角希花 よみ:みすみののか 年齢:十五歳 誕生日:11月2日 
住居:郊外の戸建て 身長:153センチ 体重:46キロ
 ドライ派ドール者。黒髪ストレート、小さめの黒いヘアバンド(カチューシャ)を使っている。丸顔でふっくらとした感じの童顔。伶奈をして「年下かと思った」と言わしめるほど。全体的にふっくらとしている。実は隠れ巨乳。ドールはドールとして割り切っている。もちろん大事にはしているが「人形が語りかけてくるなんて事はない」と言ってる。大小いくつか持ってる。和夏子とはこの件でちょくちょく揉める。
 和夏子とは幼なじみ
 高校一年生
 座右の銘:「なせば成る」
 サイン:上向きの三角形(名字が「三角」だから)

名前:相馬凉帆 よみ:そうますずほ 年齢:十五歳 誕生日:4月3日 
住居:某所団地 身長:155センチ 体重:45キロ
 黒髪をミドルに伸ばして、三つ編みのお下げにした少女。そばかすが可愛い野暮ったい子。上記二人の間で右往左往する可哀想なポジション。なんとなく手芸部に入ったら二人に捕まってドール者に仕立てられたちょっと可愛そうな子。お小遣いを一生懸命貯めて買った20cmドールが宝物。毒され気味。
 希花と和夏子の間に入って右往左往してたり、彼女らが揉めてる間に一人だけ良い子になったりする子。初めての後輩らしい後輩で伶奈のことは可愛がっている。
 座右の銘:「朱に交われば赤くなる」
 サイン:帆を張るヨット(凉帆の「帆」から)

名前:本浦詩羽 よみ:もとうらうたは 年齢:十二歳 誕生日:1月26日 
住居:郊外戸建て、アルトの割と近く 身長:165センチ 体重:51キロ
 ショートヘアーの髪を内跳ね気味に整えた髪形。おでこは少し出し気味で伶奈をして『でこっパチが可愛い』と言っちゃうような髪形。顔つきは童顔なのだが身長が165cmもある上に下に妹が二人いるせいで妙に面倒見が良い。一人称は通常は『私』だが油断したりパニックになると『おねーちゃん』になる。
 そんなわけで、ドール組及び穂香、蓮から『おねーちゃん』と呼ばれる。また、それがクラスの方にフィードバックされて『おねーちゃん』と呼ばれるようになるのは、二学期の頃の予定。
 住んでるところはアルトや美月によると『喫茶アルトと公立中学の学区で言うなら同じ学区ではあるが、その学区の西の端と東の端くらい』って言うくらいの微妙な位置関係で、ギリギリご近所
 腎臓を壊しているために運動と食事制限を受けている。
 座右の銘:「みんな仲良く」
 サイン:音符(詩羽の『詩』の文字から)

その他

名前:西部由美子 よみ:にしべゆみこ 年齢:三十七歳 誕生日:2月9日 
住居:峠のアパート402号 身長:158センチ 体重:54キロ(公称)
 伶奈の母親。和明の姪。看護師。仕事中は非常に有能ではあるが、オフの時は『気が抜けてる』らしく、大丈夫か? と思われるようなことをたまにしでかす。離婚理由を本当のことは言えなかったとは言え「飽きたから」と言ってしまったのは語りぐさ。天然なのは三島一族の女らしい……とはアルトの台詞。
 伶奈は、手術のガーゼが体内に残ってた……ってニュースを聞いたとき、「お母さんは大丈夫?」と聞いたことがある。
 伶奈の父親(旦那)との夫婦仲は「悪くなかった」と語っているが同時に「好きな事(仕事)をしながら大事な娘を育てための便利な家政夫」と扱っていたかも知れないと後悔している部分がある。
 座右の銘:「注意一秒怪我一生」

名前:桑原瑠依子 よみ:くわはらるいこ 年齢:二十四歳 誕生日:8月22日 
住居:英明学園から車で三十分ほどの戸建て身長:160センチ 体重:45キロ(公称)
 ポニテにしてたのは切って、今は軽くアップにまとめてる。眼鏡も外して、コンタクト。普段はスーツ姿をピッと着こなしているはずなのだが、なんか、口調も軽いしやる気もあんまりなさそうで「ぱっと見、腰掛けOL」とか言われるタイプ。
 伶奈の担任。元英明学院生徒会会長。英明の瑠璃姫と呼ばれた逸材。修学旅行に行った旅館で百物語をやって、集団パニックを引き起こし、東京一円のホテル旅館が「英明お断り」にした。なお、この東京の「英明お断り」はもう解けたらしいが、未だに東京には修学旅行では行かない。
 なお、再登場の予定は全くなかったので、彼女の「ポニーテールで眼鏡」の造形は凪歩に受け継がれてたりするw
 それがどういうわけか、再登場したので髪型を変えて眼鏡もコンタクトに代えたという体たらく。造形は計画的に。
 家族と同居(両親、兄がいるようだが独立している)
 座右の銘:「今が全て」

名前:浅間小夜子 よみ:あさまさよこ 年齢:二十六歳 誕生日:11月26日 
住居:良夜の実家マンション身長:155センチ 体重:40キロ
 良夜の姉。良夜曰く「何を考えてるか解らない、腹黒女」で美月曰く「ブラコン」、高校の現代国語の教師。自分の職業を「畜産、もしくは製造業のOL」と嘯く人。教師らしい性格とは余り言えない。
 ジェリドこと勝岡悠介の三年次の担任教師。彼によると高校時代は『サヨちゃん』もしくは『サヨちゃん先生』と呼ばれていたらしい。
 高校卒業時から付き合ってる彼氏がいたが、それを良夜が知ったのは二人が婚約した後。両親は知ってたが、教えられていなかった。良夜には「教え子と付き合ってる」とか「一年が可愛い」とか適当な嘘を吐いていたが、それは教え子にも同じだった……と後に祐介が語る(予定)『実習の時に知り合った他校の生徒と付き合ってる』とか『図書館で逆ナンした他校の生徒』とか……
 家族は今のところ猫(雑種、10歳、武王)だけ。ちなみに『武王』を貰ってきたのは大学時代の小夜子で、ちょうど封神演義を読んでたので『武王』と名付けた。  座右の銘:「人生に素敵な物語」
 

その他登場人物紹介(旧シリーズのメインキャラ達)

名前:浅間良夜 よみ:あさまりょうや 年齢:二十二歳 誕生日:9月25日 
住居:302号室 身長:175センチ 体重:64キロ
 社会人一年生
 美月の恋人と言うか、フィアンセというか……一応、美月の両親には交際を認められている(アルトが認めさせた)
 元々の志望はIT関連であったが、IT関連企業のあまりのブラックさに嫌気が差して、現在はどこかの企業のネットワーク関係部門に入れないかと画策中。
 結局、ネットワーク施工会社にSEとして就職しました。物凄いブラック……と言うわけではないが、それなりに残業は多め。「残業手当が付いてるから、ブラックじゃない」と自分に言い聞かせてる。
 時間がとれると、アルトに来て、美月が働いてるのをカウンターでボーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと眺めているのが癒やしの時間。
 また、伶奈も、美月の恋人でアルトも見える良夜に対しては家庭教師の灯とも喧嘩友達の悠介とも違う親しさを感じている……が、やっぱり、良夜が忙しくて、あまり接触がなくて……

名前:三島美月 よみ:みしまみづき 誕生日:4月10日 年齢:二十五歳 
住居:喫茶アルトの二階 身長:159センチ 体重:42キロ
 アルト店長の孫娘。
 アルトの経営に関してあまり口出ししなくなった和明の代わりに、経営方針なんかを立てたり、事務仕事をしたりして、意外とまじめに働いている(ただし、ウェイトレスの仕事に比べるとかなり嫌々)
 良夜とおつきあいをしているというか、本人は「フィアンセ」のつもりらしい。
 最近、和明の腰の具合が余り良くないので男性従業員を雇いたいと思っている……が、良い人が居ない。
 で、良い具合に灯が伶奈の家庭教師として入り浸ってくれているので、力仕事を押しつけられないかと画策中……意外とこういう所は計算高い。
 ちょくちょく、使っている……姿はそのうち、作中に書く、かな?
 結局、なし崩し的に灯が働き始めて内心喜んでる。
 上記の通り、良夜が時々来てはが楽しいのか、美月が働いてるのをぼーっと眺めているのを、ちょっと気持ち悪いなぁ〜とか思っていたりする。
 伶奈のことは『妹』『家族』と思っている。元々一人っ子(アルトは居るけど)だったので、妹が出来たみたいでちょっとうれしいらしい。
 また、伶奈もそういう美月を「美月お姉ちゃん」と呼んで慕っている。

名前:三島和明 よみ:みしまかずあき 誕生日:7月5日 年齢:老齢 
住居:喫茶アルト2階 身長:165センチ 体重:54キロ
 喫茶アルトの店長にして、美月の祖父。穏やかな老紳士。
 置物。
 

居なくなった人々

名前:高見直樹 よみ:たかみなおき 誕生日:6月29日 年齢:二十二歳 
住居:会社の単身寮 身長:154センチ 体重:42キロ
 良夜の部屋の隣に住んでた友人、タカミーズの片割れ。
 卒業しました。
 清涼飲料水のボトリング工場でメンテナンスのお仕事をしてます。
 ここに名前を残してるのは、作者が寂しいから。
 そのうち、再登場する……かな? メンテの仕事は休みが取りづらいからなぁ……

名前:吉田貴美 よみ:よしだたかみ 誕生日:12月31日 年齢:二十二歳 
住居:実家 身長:169センチ 体重:59キロ
 喫茶アルトの元ウェイトレス。良夜の部屋の隣に住んでたタカミーズの片割れ。
 卒業しました。
 ホンダ系のディーラーでOLさん。
 ここに名前を残しているのは、作者が寂しいから。
 そのうち、再登場する。

いろいろ設定

英明中等部の制服。
 冬服:  ダークグリーンとブラックのチェックのスカート、白いブラウスに胸元には大きめのリボン、その上からネイビーブルーのダブルの上着を羽織ってる。上着の左胸に少し大きめのエンブレムが入っている。
 夏服:  少し大きめの襟が特徴的な半袖シャツに冬と同じ柄のスカート(ただし生地は薄めで通気性の良い物)、それに冬と同じリボン。リボンはゆるめに巻いて、一番上のボタンを少し緩めるのが、瑠依子が中等部だった頃からの流行。で、「自分もやってたけど、それを棚において注意するのが教師の役目」とは瑠依子。
 スカーフは学年によって色が違う。去年の三年が着けてた色を今年の新入生が着けて、その色を三年間付け続けるシステムになってる。今年は一年が赤、二年が青、三年が白。来年は一年が白、二年が赤、三年が青になる。
 

英明学園
 中高一貫校。中等部は女子校だが、高等部には男子が居る。しかし、男子の数が少ない(5対1くらい)なので、男子クラスと女子クラスに別れている。『英明は男子校と女子校が同じ敷地に建っている』と言われている。
 中等部は各クラス二十人の四クラスで八十名ちょっと、高等部は六クラス(一クラス男子クラス)で百二十名ほど。
 こうなったのは十年ほど前。
 世の中の流れという奴。徐々に男子の数を増やしていく予定だったらしいが、そのまんま。

「姫」の称号
 真雪が『黒雪姫』と呼ばれていた兼ね合いで歴代生徒会長の中でも特に変わった人、面白いとか、カリスマがあったとか、メチャクチャやったとか、そういう会長に自然発生的に付けられるあだ名。『忘れた頃に出てくる』らしい。
 尊称であると同時に悪名でもあるので、付けられると本人はともかく周りの生徒会役員達は非常にヤな気分になる。と言うのも、『黒雪姫と四人の小悪魔達(スノーブラックとフォーグレムリン)』同様に、スタッフが『悪魔』とか『鬼』とか『妖怪』と呼ばれるから。
 ここ数代の生徒会長には付けられてなく、最後に付けられたのが『瑠璃姫と三人の子鬼達(ラピスラズリとスリーコボルト)』
 川東綾音も瑠璃姫時代のスタッフの一人ではあるが、学年が違うので『三人の子鬼』には数えられていない。なお、彼女も後に会長に就任したが、姫の称号はつかず『ぬいぐるみの会長』と呼ばれていた。会長就任の挨拶で緊張のあまり『わたしは、わた、わた、わた、わた……』と言って卒倒したから。「私は綿って……ぬいぐるみか? あの人は」と誰かがぽつりと言ったのが原因

サインについて
 やり始めたのは、蓮。昔から自分の描いたスケッチには蓮根マークを描いていたのを、穂香が真似た。そして、いつの間に一年の時のクラス中に広がり、さらにはドール組にまで真似し始めた。
 なお、数字の語路合わせでサインを決めたのは、美紅の「39」の方が先で、伶奈がそれをパクった。伶奈も何か他のことを考えたいのだが、いかんせん、思い浮かばない。
 

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