第二回人気投票中間発表

良夜「浅間良夜だ」
アルト「アルトよ」
良夜「えっと……何か知らないが、今回の人気投票中間発表の司会を俺たち二人が任されたんだが……なんでだ?」
アルト「私に聞かないで。私はここに来て、良夜とくっちゃべってたら後でブルマンを飲ませて貰えるって聞いてきただけなんだから」
良夜「誰に?」
アルト「大太りのオッサン。一応、名刺には『企画実行委員会』って書いてあったわ」
良夜「それだけ?」
アルト「それだけ」
良夜「普通、その後に会長とか委員長とか委員とかって書いてるもんじゃねえ?」
アルト「私に聞かないでってさっきから言ってるでしょ? 相変わらず、脳みその代わりに腐った八丁味噌が詰まってるのね」
良夜「腐ってるのかよ……」
アルト「食べられる八丁味噌なんて高価なのよ? 良夜の不出来なおつむには勿体ないわ」
良夜「さいでっか……」
アルト「最近は『流す』って言う技能を身につけてきたのね……ロリでも成長するのね……感激」
良夜「俺はロリじゃねえ!!」
アルト「流し切れてないわよ」
良夜「うるさい、さっさと始めるぞ」
アルト「あっ、その前に……お約束。ここでの会話は本編とは全く関わりがないから。適当に読んだら、適当に忘れておきなさい」
良夜「メタ発言多いだろうかなぁ……今回」

十一位 三島清華 0
 八位河東彩音 1
 八位三島真雪 1
 八位高見直樹 1
 七位吉田貴美 2

アルト「まずはビリッケツから七位までね。妥当……と言えば妥当なのかしら? 出番のほとんど無かった清華、出たばっかりの彩音、名前は出ても本人は既に死んでる真雪」
良夜「タカミーズが並んでこの位置って言うのは?」
アルト「レギュラーの分際で得票一と二って言うのはアレだけど、でも、これ以上、上を狙えるって感じでもないわよね」
良夜「……言われてみればそうかも」
アルト「せめてもうちょっと票を稼いで欲しい所よね、レギュラーなんだし」
良夜「お前と直接話に絡めないってのもキツイのかもな……三島家の人々は見えなくてもお前のことは知ってるけど、タカミーズは知りもしないから」
アルト「かもね」

六位三島和明8
五位三島美月9
四位アルト 12

良夜「続いて六位から四位……おっ、お前の名前まであるじゃねーか?」
アルト「……良夜の名前がないわ。今回、エントリーされてなかったの?」
良夜「いや、されてる」
アルト「そう、されてないのね。可哀想」
良夜「だから、されてるって」
アルト「名前ないじゃない!!」
良夜「現実から目を逸らすな……リカちゃん人形よりも背が低い女」
ザクッ!
良夜悶絶中、しばらくお待ち下さい。
アルト「ともかく解説よ。三島家関係者で占められてるわね。一応、私も三島家の一員のつもりよ?」
良夜「お前、段々、加減がなくなってないか? 骨を貫通したかと思ったぞ?」
アルト「和明は妥当な所ね。渋い老人キャラをウリにして、固定客を掴んでるから……騙されてるわよ、貴方達」
良夜「……おい」
アルト「未だに美月に隠れてパイプは吸ってるし、私が煙草嫌いなのを知ってる癖に煙を吐きかけたりするし。時々、凄く大人げないの。知ってる?」
良夜「ド貧乳妖精」
アルト「死ねっ!」
ザクッ!
良夜、再び悶絶中、しばらくお待ち下さい。
アルト「反省した?」
良夜「……覚えてろ」
アルト「忘れるわよ。さて、話の続きね。美月がここね……前回のデッドヒートが嘘みたい」
良夜「忘れるのかよ……ああ、そうだな。スタートダッシュに失敗、そのままずるずるって感じか? 不調なマラソンランナーみたいな感じだな」

三位二条陽 17
二位浅間良夜 18
一位幽霊 31

アルト「何? これ……番外?」
良夜「だから、現実と戦えって」
アルト「嘘よ! 私が四位で良夜が二位……ううん、それだけなら地団駄を踏んで我慢するわよ!!」
良夜「……そこまでくやしいか……俺に負けて」
アルト「一位の幽霊だって、血を吐く想いで我慢するわ! 一応、ピンで主役貼ってるんだもの! 仕方ないじゃない!! どうせ、私なんて、ヘタレロリコンにしか見られない不幸な体質なんだもの!! どうせならイケメンで頭が良くて、将来性ありそうな紳士が良かったわよ!!」
良夜「……サラッと俺の悪口を言ってんじゃねえ。それと、俺には将来性がないのか……」
アルト「でも、何よ!? この三位の二条陽って! つい最近出て来たばっかりじゃない! たったの四−五回よ!? 登場回数!!」
良夜「色々とコユイ人だからな……普段から女装してるし、恋人の脇腹が大好きで、普通にしゃべれる癖に筆談しかしなくて、喋ったら『良い低音』だし……」
アルト「じゃ、私は薄いって言うの!? 妖精なのにただのオカマよりもキャラが薄いって言いたいのねっ!?」
良夜「……ここで胸元が薄いとか言うと、また刺されるんだろうなぁ……」
アルト「……刺されたいの? マゾなの?」
良夜「一応、お約束だから」
サクッ!
アルト「刺されるところまでがお約束よね」
良夜「……そうだな……そろそろ、この作品に出るのが嫌になってきた……」
アルト「でも、良夜を刺したおかげで気分が落ち着いたわ。ありがとう」
良夜「嬉しくねえ……」
アルト「まだ、半分弱残ってるわ! ここからアルトちゃんの華麗な逆転劇が始まるのよ」
良夜「そうだな……頑張ってくれ」
アルト「ええ、次回更新を楽しみにしていなさい! 意地でも大活躍して、ラストスパートよ!!」
良夜「そっか……んじゃ、アルトのラストスパートにこうご期待って事で、終わりにするか……」
アルト「ええ、そうね」
良夜(……でも、次回更新は【特売幽霊】の方で、【ランチ】は投票終了後になりそうなんだけど……って言ったら、キレるんだろうな、こいつ……)
アルト「どうしたの? お店に帰ってブルマン飲むわよ」
良夜「いや、何でもねえ……(良い夢見ろよ、アルト……)」

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