128=2^7 ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「学園際」 懐かしい響きである、30数年前を思い出す。 久しぶりに近くにある学校の学園祭に行っててみた。 文系なのか模擬店が多くあまり学校に関係する催し物がなくなってきて いるという印象がある。今時はこんなものかもしれない。 工学部だったせいか、研究室の電気炉で七宝焼きをしたり、焼き芋を焼 いたり、ガラス細工のひょうたんを作ったり。あんなこと、こんなこと をやっていたことを思い出す。各研究室の設備をフル活用していたよう な記憶がある。普段の研究もそれくらい力を入れてくれたらと教授たち がつぶやいていたような...まあそんなことを思い出していた。 当時大講義室でEPOを見た時の衝撃を思い出す、このときのバックバンド のドラムが村上秀一だったような。 会場ではお約束の軽音楽部のコンサートがあった。簡易ステージに上が る学生バンドの数々、ギターアンプからでるハムノイズなど懐かしい 思い出が脳裏をよぎる。 設備はレンタルでプロのエンジニアがやっている。なので基本的な音は ごくふつうである。貧乏で全て手作りだった時代とはかなり違う。 (機材を手作りしていたのはごく限られた人たちであるが。) 今時はボーカルマイクもワイヤレスマイクである。それなりのお手軽セット で、少人数編成のバンドが多い。楽曲は基本ロック系であり、出てく る音は今時の音楽らしい音である。 最新の曲に混ざって古い曲も演奏されている。 良く聞くと音はロックのように聞こえるが歌詞は「心の旅」や 「キテレツ大百科のエンディングテーマ」だったりする。 これは意外であった。残念ながら30年前とは違い洋楽の演奏はない。 TOTOやZepprin、Stonesなんかを聞きたかったがこれは老人の戯言である。 この場所は川と田に囲まれた場所にあるので大きな音を出してもあまり 苦情はこない。いずれしても生演奏はやはり良いものである。