124 ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「bye bye bash」 Bash祭り もう落ち着いてきたようであるが あんな物やこんな物にBashが使われていることがわかって興味深い 組み込みシステムのソフトウェアの業界がなんだか変な方向に向かって いる証拠である。メモリが貴重だった時代あんなに大きなコマンドラ インインタープリタありえないはずである。 有り余るリソースの弊害、エンジニアがいない、お手軽さの誘惑、 デバイスメーカーの手抜き。いろいろ原因がある。 初期の組み込み系OSを知っている人がどんどん第1線から退いている ので若い人がお手軽な道に進んでいる傾向にある。 Bashとは別の理由で脱GNUを行っている人たちも少ないわけではないと思う。 BSD界隈はそのような方向に向かいつつあるのではないかと感じている。 今は最初からLinuxという人が多くなかな話がかみ合わないことがある 1つの例としてテープを操作するにはroot権限が必要と思いこんでいる ようであれこれ悩んでいるようであった。 何でもAdminというWindowsの感覚で考えているのかなと思う。 該当するデバイスファイルの状態をlsで確認すれば解決しそうなもので あるが。テープデバイスファイルと同じグループに属していれば操作可 能ということを説明しても、ファイルの属性にUID,GIDがついている 意味を良く理解していないようである。この例ではtapeグループに属し ていれば問題ないのであるが。この仕組みは大変シンプルだと思うので あるがなかなか説明しても理解してもらえない。 Windowsのファイル属性はさらに複雑で結局FullControlの設定にして しまいがちである。 コマンドラインの操作を見ても結構興味深いことがわかる。 実際コマンドラインを使っている人を眺めてみるとキーしか押し ていない:-)コマンドは短いので覚えられそうなものであるが ファイル名を必ず絶対パスで入力しようとしている場面に出くわすと うーむと思ってしまう。 bashが出た時期のOSは 古典的なsh と csh くらいしか無かった 一部tcshが使えたOSもあった。 GNUEmcsを使っていた人がbashを見つけて使い始めたころを思い出した。 使ってみた第1印象は別にbashである必要はないのではいか。 shの構文が使えtcshのようなアイル名補完やコマンド履歴編集ができる というくらいの感じであった。 システム起動はsh関係のスクリプトで動作しているし、ユーザが使うの はcsh、tcshでいいのでは?という印象であった。使っている人はあれ これbashの利点を説明してくれていたようであるがあまりピンとこなか った。ユーザが使う場合は「お好きにどうぞ」という感じである。 いろいろしらべてみると、あんなことやこんなもともできるようで 考えようによっては危険な機能が沢山ある。 時は流れ、インテルCPU系のOSが登場した、独自カーネル+GNUコマンド 群の「あれ」である。 最初から /bin/sh -> /bin/bash になっていてなんだかなぁという 感じである、システム起動スクリプトに方言が生まれ、だんだん面倒 なことになってきていた。 今の人はbashしか知らない、というよりログインシェルを変更できる こと自体知らない。 BSDに関しては標準がcsh系なのでPortsなどでBashをインストールしている 場合を除いて今回の影響を受けることはない。 この出来事をきっかけにBash離れが進むのか。ソフトウェア業界の行き 先が気になる。なんか新聞記事調になってしまった。 いろいろ対応をやっていて感じることは まさに「bye bye やってられないわ」である