108 2^2*3^3 ------------------------------------------------------------------ この物語はフィクションであり、実在する団体、人物とは関係ない ------------------------------------------------------------------ 「10年遅れの世紀末」 1999年より今の方が世紀末な感じがする。 この不安定な雰囲気、不安定な天気や大災害、消費税のばたばた や、相次ぐ企業の不祥事など明るいニュースが少ない。 ネットやマスコミに踊さされている人たちを見ると朝のドラマでよく 出てくる戦争前の状況に似ていると感じる。 いろいろなメディアから発信されている情報を見聞きする限り、世の中 では信頼という言葉がだんだん希薄になってきていると感じる。 これから先安心して暮らせるのか不安になる。 田舎でも性善説が崩れかけているため「のどか」「安全」とは言えなく なってきている。 外食産業は戦後のとたばたや闇市のようで出所不明なものが出回っている 「安かろう悪かろうという」という言葉がまた復活してきている。 世紀末と言われた頃でも普通に手に入る物の品質はいまより良い物であ った。家電製品にしろオーディオ製品や各種機械もそうである。PCの キーボードなどもそれなりの製品が手軽に買えた。 安くても良い物という考えで物作りをしてきたが、それも限界に達し たのか、だんだんおかしくなってきている。他にも日用品をはじめとす る製品を見てみると見かけだけの品が増え中身はたいしたことがなくな ってきている。 見近な物の代表である衣服に関して感じることは、有名な店の商品 ですら服の縫製の質は落ちてきていると感じる。 ここでもMade in chinaの限界を感じる。素材は進化しているようだが 基本的な肌触りは20年前のMade in japanのほうが良かったと感じる。 グローバル化という魔法の言葉、これは悪魔のささやきなのか。 JANOG33で「過剰品質」というテーマのセッションがあった、時間の関係で聞けなかったが通信業界の品質とコストのせめぎ合いや悩みなどが語られていたのではないかと推測される。世の中が短期的な利益を追求するコスト競争に陥ってきていると感じる。 データを消費している若者 物が売れないといわれてずいぶん長い時間が経っている。しかし売れて いる物が変わってきている。ゲームもオンラインゲームになりパケット と情報を消費している。新聞のニュースもインターネット他のネットワ ークメディアで見ている人が増えてきている。本も青空文庫などはイン ターネットで読むことができる。 ただインターネットのサービスには何でもE-mailAddress+Passwordを 要求する。これは何とかならないものか。ホテルの予約など一時的 なものでもユーザー登録画面がありそこでいろいろ入力しなければなら ない。なんか面倒で電話の方が早い感じがする。 パスワードを考えるのに疲れてしまう。Y嬢のように素数を沢山 思い浮かべることができればいいのであるが、凡人には無理である。 このネットサービスのありかたもいろいろ混乱を増やしている。 パケット課金やダウンロード課金など、目に見えない物にお金を払うの はなんだか騙されているようで気分が悪い。 音楽ダウンロードは入手もお手軽であるが削除もお手軽である。これは 使い捨て文化の一つかもしれない。若い人はその場限りの楽しみを好む ようになってきている。後は野となれ山となれという感覚であろう。 意外と気が短い人が多い。 内容を売っているのか紙を売っているのか 印刷や出版業界は今後どうなるのか。現代人はだんだん活字離れしてい るのであまり関係はなさそうであるが。少子化のためかマンガも減って きている。女の子は週刊マンガをあまり読まないのか? 近年の週刊マンガのターゲットは社会人のようでコンビニにはその 手の本が多い。本屋のマンガコーナーにはあまり本が無い、そもそも 本屋で子供がいるのをあまり見かけない。本屋CD屋は先細りか。 新聞は新聞紙そのものに使い道があるのでなくなって欲しくないと感じ ている。そのかわり紙に書かれた情報にはあまり興味がなくなっている。 このような状態なのでこれから豊かになっていくのであろうか年のせい か「豊かだ」と感じることが少なくなってきている。 先が見えないもどかしさのほうが上まわっていて気分が重くなる。 これから先東京はオリンピックに向けて動いているようであるが、その 先もまた不透明である。オリンピックを推進している人たちが思ってい ること、オリンピックで稼ごうとしている人たちの心の中に明るい光は あるのか。これらは108あると言われている煩悩のどれであろうか。 悩みは尽きない。