A君のたわごと ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「エンジニア不在」 最近感じていること いろいろな業界でエンジニアが不足していると感じている。 設計という分から始まって、工業デザイナーも含めて若干弱 くなってきていると感じている。 民生用機器がだんだんソフトウェア思考になりケースや筐体は単なる 箱になってきている。面白みのないデザイン製品が多い。 Audioの世界では昔のようなアナログ設計ができる人材がどんどん減 ってきているのでないかと感じる。何でもデジタルになっていて アナログ回路もOPアンプで一丁上がりのような感じである。 単体のトランジスタのようなデバイスもだんだん生産されなくなっている のでかつての様なディスクリート構成のアンプなどはもう作れないのかも しれない。 いろいろな意味で1980年代がエンジニアのピークではないかと感じている それ以後は理系離れでエンジニアになる人は金融に流れたりしてすこし おかしな時代が続いている。 現在はそうでもないようであるが、一から全部作成するような仕事をして いる人は少ないのではないかと思う。例えは悪いが、宮大工レベルの大工 が少くなってきているのと同じ感じである。 IT関連のハードウェアメーカーのエンジニアでさえ、最近実機を触ったこ とが少ないのではないかと思うようなことがある。 swap領域にfsckという話も昔なら笑い話であったが現代ではあまり笑えな い時代になってきている。 ”なんちゃってプロジェクトマネージャ”は増えてきているようであるが 笛吹けど踊らず、船頭多くして船山に登る感じである sed awk してファイル山のようにできる というJokeもあったが 通は中間ファイルは作らない。 UNIXのインストールも非常に手間のかかる方法でインストールしていた時代 は遥か昔で、今ではWindowsの真似をしたようなインストールプログラムが多 いのでちょっと凝った指定をたのむと???という顔をされたり出来ない! と悩んでいたりすることが多いようです。 基本原理を理解していないようで、少しでもイリーガルなことが起こるとそこで 思考が止まってしまうようである。 OpenBSDはインストールできないかもしれない。:-) 関係無い話題であるが、かなり前に”すイエんサーガール vs東大生”の 戦いを放送していた。結果は”すイエんサーガール”の勝ちであった。 純粋なアカデミックな世界の人と現場に出て実務を行っている人の考え方 の違いが良くわかる番組であった。 2者の違いを見ると問題のとらえ方が全く異なっている。 アカデミックな人は知識がアイデアを邪魔しているように見えた。教科書の 知識だけで問題を解こうとしている。きちんと設計をする場合はち密な計算 が必要なことは言うまでもないが。 アイデア対決のような問題には弱いようである。 もう一方は素人でありながら問題の本質を素早く見抜く力に優れていると思えたが 案外誰でも思いつきそうなことから始めている。難解な計算はできないので シンプルな構造なものから考え、まず実験を行うところから始めている、 直感が決め手のようである。 これは常時リハーサルや練習を沢山やっているから思いつく発想?? いずれにしても学生がんばれと言いたくなる番組であった。