A君のたわごと ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「フリーソフトとの付き合い方」 今回はお金の匂いのしないフリーソフトの話 個人で作るソフトウェアのこと 作る動機はたいてい次のようなこと  「あんなこといいな、できたらいいな」  「この不便な状況を何とかしたい」 何か目的があって作成する。ある程度プログラミングスキルがある人が作成。 最初はとにかく目的を達成するので余計なことは考えずに作る。 こうやって作られたソフトウェアは個人専用、限られた環境での動作を前提にして ある意味割り切った作りになっている。 再利用などは考えず定数が埋め込まれたようなコーディングになっていて。 One Linescriptなどと同様に使い捨ての感覚で作っている。 エラー処理も無しまたは最小限であるが個人使用する限りうまく動き問題も出にくい。 第1版のソフトウェアでプロトタイプのような位置付けである。 短期間で作成しているためドキュメントはあまりない。 作成後捨てられるか、改良するかは作成者の裁量で決まる。 作成者=ユーザ という構図 ---------------------------------------------------------- ------- いわゆるフリーソフトの個人的な理解 --------------- BUGあり、修正義務はない 無料で公開 免責事項を書いたドキュメントやソース付き 基本手的に個人で使用するソフト 作者の意向で予告なく機能追加、変更が行われる。 使用者からの変更要求、機能追加要求にも答える義務はない。 本業ではなく片手間に作成、品質保証もない。 ---------------------------------------------------------- 性善説が主であった時代は前向きな要望であったり、作者と同じ 境遇だったりして作者側も要求を受け入れる傾向にあった。 ソース公開の場合が多いのでパッチ付きの意見のあった。 しかしながら最近の傾向はすこし違うようである。 使用者の中には我が者顔で機能不足や機能修正に大して文句を 言う人がいる。 BUGは修正されるのが当たり前、と考えている「クレクレな人達」 が増えてきている。この傾向はバイナリ配布のソフトに多く 某Twitter投稿プログラムで一時荒れていたことがあった 一人のユーザが機能変更に対してクレームを付けていてプチ炎上状態 ソース配布のソフトウェアも同じような傾向である。  configure  make install で用が済んでしまうのでバイナリ配布とそう変わらない Makefileを修正、ヘッダファイルを修正してコンパイル という悠長なことができないくらい大きなソフトが増えているので 事は簡単ではない。 -------------------------------------------------------------- ソフトウェア開発の段階を現実の製品と比較すると 1.Current,Developper,snapshot 試作品,プロトタイプ と呼ばれる  入手はリポジトリから専用プログラムGetする。  取得したものはスナップショットである。バージョンはない。  不安定、不恰好、大きすぎ、余計な機能が付いている  DEBUG用のコード入り  常に修正されている、時期によってはコンパイルできないこともある。  現実の製品では試作品は1個または数個  機能テスト用である  不安定、不恰好、大きすぎ、余計な機能が付いている  DEBUG用の透明なケース入り  修理しない 2.ベーターバージョン  仕様書の機能は実装されているがまだBUGあり。  量産試作 半製品 できそこない BUGあり 3.RC版  リリース候補版  量産試作 改良版  最終テスト段階 4.Release  製品  プロダクションベース  コストダウン、メンテナンス性、生産性を考えている  仕様どおりに安定して動作  表向きgは大きなBUG無しということであるが  そのような製品に出会うことはあまり多くない