A君のたわごと ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「つながりすぎる社会」  最近のCMに”つながる”というキーワードがたくさんある つながりやすさを売り込もうとしている。 しかし宣伝などしなくてもやたらに繋がっている社会になってきている。  イベントなどで名刺を渡すとダイレクトメールが届く 通信販売を利用すると広告メール、広告郵便が大量に届く。 ポイントカード作成やや店のアンケートに答えると関係ない所からDMが届く このように、どこか裏で繋がっている。 かつてはこのような地味な方法で集めていたが ”ソーシャルメディアでみんなとつながる”のようなフレーズがある 手軽につながりができるが、その反面不要なつながりができてしまう。 某通信販売サイトで物を買うとやたら広告メールが届く。 Webサイトにも妙な仕掛けがしてあってブラウザに変なデータを 送りつけてくる。 CMでは主に電波での繋がりを話題にしているが、その先には電話網や インターネット網が接続されていることをあまり宣伝していない。 ネット上の仮想社会が現実社会と繋がっていることを忘れている。 それを忘れて、ちょっといたずら心を働かせたことで、店が閉店になって 大騒ぎになったというニュースがあった。  一方、地域とのつながりはむしろ減ってきている。 地域の活動、自治会の行事などは年々参加者は減ってきていて 運営が難しくなってている。 かつては 「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があった 今では 「近所の人よりネットの他人」という言葉になってきている ”リアル”より”バーチャル” ”密”より”疎”を好む傾向がある 現代社会では皆で集まる現実の「場」が無くなってきていて、今では「場」がネット上 にあるのではないかと思う。  もうひとつ考えられるのが「インスタント社会」である 「なんでもお手軽にボタンひとつで…」「だれでも簡単に・・・」「お手軽○○」 というキャッチフレーズのもとに色々事柄に対する敷居が低くなってきている 現代人はいろいろな意味で敷居が低いものを好むようである。 ただ、あまりにも簡単に物事が進むので便利な反面、危うさも併せ持った 社会になっていると感じる。インスタント社会はこれからの問題かもしれない そんなこんなで、今の世の中は望まないのにやたらつながりが出来てしまう。 ドラマのヒロインのセリフではないが「めんどくせぇ」世の中になったものだ つづく