A君のたわごと ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 「おおいなるカン違い」 公と個 最近Twitter変な画像事件が社会的に問題になっている これはカメラ付携帯電話、スマートフォン、広帯域通信の発達により起こってしまった 事件とも言える。現代社会ではあらゆる場面にお手軽なしくみが構築されており、じっ くり考える時間が無い社会になっている。 この事件の背景にあるもの  スマートフォンの全機能を電話とカン違いしている。電話は1対1、仲間同士だけです るもの。メールも仲間同士だけでするものと思っている(この時点で間違っているが) その延長でSNSを考えているようである。(ここが大いなる間違い) 匿名掲示板もあるがこれも最近どうだかわからない、FaceBookに至ってはもう個人情報 の宝庫である。最近では監視カメラからFaceBook個人を特定する実験が行われている。 当の本人は匿名なコミュニティの中で舞い上がってしまっているのではないかと考えら れる。今の人は現実世界でのつながりよりネットワークのつながりを大切にしている。 一方、主張だけ一人前な人が増えている。 なぜか? リアルに井戸端会議や仲間だけの会話をする場所が無い。文句や苦情を言い合える場が ない。人間対人間の話し合いがおろそかになっている。  このような場所がないならとりあえずインターネットで情報発信する。 →だれかが賛同してくれる→うれしくなってもっと行う→だんだんエスカレート 賛同する人は結構無責任に物を言っている。匿名だからその場の雰囲気で発言する。 ある意味本音であるが責任という言葉はこの時点で頭から消えている。 ご苦労なことに、日々の活動や昼食メニューを写真に取り、インターネットに送信して いる人が多い。著作権や肖像権などややこしい法律があり簡単に善悪が決められない。 これがエスカレートするとちょっとした悪ふざけのつもりで写真を送信してしまう。 結果的に世界中に広まってしまう。(見なくていい人まで見てしまう) なんとういうか「平和ボケ」である。 通信機能を持った情報機器を扱う人は情報発信者としての経験がない、教えられていない。 そんなことは知らなかったと言う。悪意をもってやっていないが結果として妙なことに なってしまう。公と個の区別がついていないころが一番の問題である。 そのうちカメラで撮った画像に 「この写真は個人で楽しむ以外権利者の許諾なくネットワークに送信することは 法律違反になります」 という文字が画像の下に勝手に写りこんでしまうようになってしまうかも。 インターネットは究極の公の場。 某TVドラマのセリフで 「じっくり考えてから返事しろ」といわれた主人公が数秒後に返事して 「じっくり考えたか?」と言われてしまう場面である。 結局その返事は有効か無効か?主人公が考え込んでしまっている。 ちょっと印象的であった。 「こんなXXソフトはいやだ」 インターネットに文書や写真を送信するとき 「じっくり考えてから送信しろ」というメッセージが出る 送信すると 「じっくり考えたか?」という説教じみたメッセージが出るソフト。 お手軽さ、便利さを要求する人の心理は謎である。 いろいろこの業界で話題になっている某市長といい土下座事件といい、この 世代が共通な何かがあるのかもしれない。 共通点は共に40代前半1970年代生まれの人くらい。 あまり理不尽なことを行うと「倍返し」されてしまいますね。 アプリ開発者やサービス事業者や携帯電話会社はどうしたいのか? 「すべては金のため」で動いているのか? 「電脳コイル」のような社会にしたいのか。 そういえば 電脳コイルで電脳メガネの動作原理は解明できないがコピーだけはできた というエピソードがありました。現在の「何でもパクリ・コピー社会」を 皮肉ったていたのかもしれない。 --おまけ-- 硬と軟 割と有名な話 Xerox研究所でALTOを見たビルアトキンソンが ビットマップディスプレィの描画処理をソフトウェアで行っている とカン違いして、ソフトウェアだけで描画するQuickDrawを造ったという逸話 実際は大掛かりなハードウェアで処理していたがこれをソフトウェア で実現してしまった話。 これは「偉大なカン違い」かもしれない ---------- 次回は「考え中2」