A君のたわごと ----------------------------------------------------------------------------- この物語はフィクションであり、実在するいかなる人物、団体名とも関係ない ----------------------------------------------------------------------------- 今地方都市で何が起こっているか  大きな題をかいてしまったが、たわいもない戯言である。 地方都市と聞いてどのような印象を受けるであろうか。田舎・変わらない風景・ レトロ・昭和が残っているなど、あまり良いイメージはない。確かに東京などの 大都市と比べて街の変貌は少ない。1990年代まではそうであり昔のままとい う物も沢山残っていた。  しかし何か最近変なことになってきている。そう感じるようになったのは 2005年頃からである。 まず個人商店がほとんど残っていないことである。経営者の高齢化と大規模店舗 が数多くできて顧客を奪われてしまったり、コンビに顧客が流れたためか理由 はわからない。 合併ブームで大きな市が沢山できてなんだかよくわからなくなってきている。 個人商店は街の便利屋さんも兼ねていた。 電気屋もそうである、町の電気屋は日常品しか置いていないがそれなりに便利で あった。最近はコンビニやスーパーマーケットでも事足りるので存続できなく なってきているのであろう。 大規模店舗を構える店も様変わりしている。展示する製品が少ないのである。 かつては各メーカ全品揃えて展示していたが、高級な製品は注文するようにな ってきている。  なので、趣味性の高い製品はおろかカタログすら置いていない。 どの店も在庫を持たなくなってきているため実物を見て選んで買うという行為は もはやできなくなっている、これではカタログ販売や、通信販売と大差ない。    通信販売なら配送込みであるが、店舗での注文は取りに行かなければならない。 店舗に足を運んで注文してまた取りに行くという手間がある。 納期は最短1週間最長1ヶ月程度で特に安価というわけでもない。 店員の商品知識もあまり無く、展示していない製品に関して問い合わせても 期待した答は返ってこない。後継機種が出ているのに知らないことがあり。 「今メーカーも在庫はありません」「新製品がもうすぐ出ます」とiPhoneの画面 を見せてくれました。その製品は後継機種ではありませんでした。 ちなみにメーカー直販サイトでは「在庫あり」になっていました。 これではメーカー直販や某あまXXX販売サイトに人が流れるのも無理はないと思う。 一方で郊外の大型店は増えすぎというほど乱立している。法律が変わったのか 直径2Km 以内に K'S,YAMADA,EDIONが存在している。が内容は大して変わらない。 売れないから在庫を持たない、在庫が無いのでその場で変えない、魅力がなくなり お客が離れる。なんか逆のスパイラルのようになってきている。  一見物があふれているようであるが実はそうではない状態になってきている。 「見つけたら買う」という生鮮食料品を買うような感覚である。 1990年代のようにじっくり考えて物を買うという行為ができなくなりつつある。 これは電気屋に限ったことかもしれないが、カメラ、CD、書籍も似たようなもの である。本当に買いたいものが無いのである。 ただ、食料品や日用品に関してはそうではないようである。 長々と書いてきたが 読み返すと愚痴ばかりである。  A君の戯言でした。 つづく 次回の予定は「電卓戦争再び」