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4日目の午後
ヴェルサイユに行くには時間が
あるということで、
ツアーの予定にはない町
19世紀半ば多くの画家達が
集まったという バルビゾン 
を訪れることに・・・













「晩鐘」、「落ち葉拾い」など・・・
このアトリエで、ミレーの
名画が生まれたのです。
この町の、なんとなく懐かしい感じ。。。
これははいったい何なんでしょ。。。
軒先には花があふれ、
とてもかわいい町です。





















バルビゾンの町には
どのカフェにも人が
集まっていました。
畑にも、牧草にも人影は
なかったのにね







写真は、帰りのバスの窓からの眺めです。
村の北のはずれに広がっている
この麦畑は、
「晩鐘」の 「あの麦畑」 です。

。。。思い出した。

幼い頃に部屋に飾っていた
一枚の絵を・・・
たしか、壁に この「晩鐘」の
写真が飾られていた。
懐かしい気がしたのは、
このせいかしら?

私が、生まれて始めて目にした、
フランスの風景は、
「晩鐘」の絵の中にある 
「この麦畑」だったのかも知れない。

遠い記憶の中の「私の故郷」と、
その中の「小さなフランス!」
幼かったあの頃にタイムスリップした
気がした。



















バスの中からの風景
ここフランスは「高曇り」と言う
天気予報を耳にします。
本当!!広くて高い空です。



Paris~*





     ここが凱旋門への入口



そして
今日はパリ市内で、夕方解散の日です。
ショッピング、美術館行きは、夜は閉まっていてできないので、
→(by地下鉄)→凱旋門
→(周遊バスで観光しつつ)→○○通りのすし屋に
→(by地下鉄)(シャトルバス)→ホテル

二人でこんな計画を立てました。

ところが、
地下鉄で切符を入れた瞬間、私は何度も機械に阻まれました。
その上、おのぼりさん目当ての無銭乗車のおばさんが、
私にくっついて再度入ろうとするので・・・私たちは困乱。
結局、主人がおばさんを追っ払ってくれて、
主人の持っていた切符で大丈夫でした。
(後で聞くところによると、チケットが無効になったのは、
バッグにいってた電卓の 磁気が原因だったらしいのです・・)















駅についてほっとしたのもつかの間、
私たちは凱旋門への入口に通じる道がわからず
30分程も無駄に費やしてしまいました。
上にのぼった頃は二人ともすっかり無口に・・・。
「周遊バスに、乗り遅れちゃったね。。。」
ぽつっと、主人がつぶやきました。





26日に見たグランダルシュを
今度はちょうど反対側の
凱旋門からから一望。。。









すし屋さんには地下鉄で行くことにしましたが、
帰りは疲れ果ててしまい、
なかなか拾えないタクシーをやっとこさ拾って、
ホテルに着きました。
ただ案内人の紹介してくれたおすしが、美味しかった。
それだけが救いであった、そんな夜でした。

「あしたはルーブル・・・きっと楽しい一日。。。!」
今度は私がつぶやきました。
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