4月7日、<あけぼの徳島30年記念の集い 笑って長生き>が、徳島大学医学部青藍会館において約60人の参加のもとに行われました。 |
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Part1として講演。ワット隆子さん(前あけぼの会会長)による「再び誇り高く美しく」、森本忠興先生(徳島大学名誉教授)による「乳がんに対する考え方の変化~乳がんに携わって40年間の中で~」。 |
Part2として、宮城慶(あけぼの徳島代表)による「あけぼの徳島30年の歩み」と題したスライドショウ。 |
Part3として、「これからのがん医療~ともによりそうために」パネルディスカッション。ワット隆子さん、森本先生、宮城代表、徳島大学医学部長の丹黒章先生の4人のパネラーとフロアからの発言で進行。 |
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あけぼの徳島が発足して30年の機会に、ワット前会長やお世話になった先生方をお招きして「記念の集い」を催しました。 |
発足時より、前会長にはたびたび心をかけていただいていますが、今回も遠方よりご足労くださり、頼もしい言葉をいただきました。 |
特に、「困っている人を救ってこそ患者会、ただの仲良しサークルでは意味がない」、という叱咤激励、また、「人生の主導権は自分が持つ」という言葉も印象的でした。 |
30年の歩みについては、宮城代表が力作したスライドショーによって紹介されました。 |
がんと診断されて不安と孤独を抱えていた宮城代表が、お母様のアドバイスと森本先生の御助力を得て、あけぼの徳島が発足したいきさつや、この30年間の講演会や社会的な啓発活動、また時には楽しい催しの内容を、懐かしく新鮮にふりかえることができました。 |
30年の間に、がん研究も治療も、著しく変化と進歩と続けていることを、森本先生が具体的に説明してくださいました。丹黒先生からは、医療機関の現実的な問題などの指摘もありました。皆様のご尽力に感謝いたします。 |
あけぼの徳島はこれからも、患者たちの不安を少しでも減らして、明るく賢く長生きできるように活動を続けていこうと思いました。 |
<参加者からの感想> |
・ワットさんの「がんのあと潔く生きる10か条」に書いてあることはどれも大切だな、と思いました。 |
・宮城代表と、あけぼの徳島誕生の大切なきっかけになったお母さまにも感謝します。 |
・あけぼの徳島にはたくさんの会員や先生方、たくさんの方々の思いや願いが込められていると知った。みんなで育ててきた会と思った。今まで続けてくれてありがとう。 |
・家族の立場から:患者会に参加するたび、元気を取り戻していった妻をみて、患者会には家族にも癒すことができない大きな力があると感じた。 |
・緩和ケアや支援センターが抱える問題など今後の課題まで出てきて、よい記念の会でした |
・あけぼの徳島の数え歌には感激しました。亡くなった方の思いを引き継ぎ、30年続いてきた訳がわかったような気がしました。 |
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